August 25, 2010

濁河温泉 総括


<a href="http://surround2011.bandcamp.com/track/japanese-bush-warbler-2">Japanese Bush Warbler 2 by Surround2011</a>
2010-07-9 ~ 11 Nigorigo Onsen, Gifu, Japan
仕事の合間合間に少しづつ進めていた荷物のパッキングもなかなか捗らなかった。
当日残業で急ぎでの準備を強いられたので、かなりテンパル。持ち物リストにマークをしたものの、Behringer B-5用の風防を入れ忘れる。22:15分丸の内集合に間に合わないので、バス出発時間には何とか間に合わせようと、急ぎでパッキングした。

帰って来てから思ったけど、弾丸ロケには洗面用具は必要ないな。一週間とかには必要だと思うけど。

夜行バスに乗り込んで、しっかり睡眠をとろうと思うが座席が狭過ぎて拷問に近かった。
夜行バス予約の宿題をもらった気分。

朝一で岐阜駅に着いて、レンタカー屋への道順を確認後、モスでしっかりと食べる。今回は朝と夜はしっかりと量を食べ、昼はカロリーメイト等で胃をごまかす戦術。結果的に正解だったと思う。

モスを食べた後、明日の朝/夜ご飯用にパン屋へバケットを調達。丁度焼きたてだったから、一個多めに買って食べながら行けば良かったかなと。

で、トイレを済ませレンタカー屋で予約済みの軽自動車に乗り込む。
今回三人だったから何とか収まったけど、4人以上だと軽は無理だな。なにせ荷物が多過ぎるから。
あと、軽自動車運転疲れる。ダイレクトに腰にくる。可能ならもう少しでかい車の方が運転が快適だ。ただ、ガス代がかかるからなー... 軽の燃費効率の良さは恐ろしい。往復591km走行して、5000yen弱だったし。26.5km/Lだった

カーナビがやたらと遠回りのルートを推奨してくるのに閉口した。
土地勘ないので、しょうがないと割り切ったけど、次は最新の情報がインストールされている車をレンタカーしようと思う。

道中混雑もなく、快適。窓も開けっぴろげて町のグルーヴを感じながら走る。
途中高速を一旦降りて、岐阜大和にあるバローズとかいう岐阜じゃ大手のホームセンターで、取り置きしておいてもらった、CaptainStag製ガスカートリッジと水2L*3を購入。バローズさん色々と親身になって頂いてありがとうございました。

その後コンビ二で、トイレットペーパー、朝食用果物ゼリー*3、ウインナー*2、カップ麺*2、500mlのお茶を購入。携帯香取線香は今回は標高も高い事もあり、購入しなかった。この判断は結果的には当たりだった。虫関係で閉口する事は今回は無かった。

高速に戻り、ひた走っていると、ある区間が事故かなんかで急遽通行止めになっていて、下の道から向かうのを余儀なくされる。凄い渋滞。
ルート検索を再度し直すと、飛騨高山を超えて行くルートを推奨された。頭おかしいんじゃないかと思ったが、カーナビだから怒れなかった。

そんなこんなで、下の道をひた走り、通行OKな高速道路の真下までなんとか到着。
渋滞で予定到着時刻より、ここまでで一時間のロス。
高速に乗ってひたすら進むと、カーナビが「この先300m先料金所です」とアナウンス。ラジャー!と絶叫し300m進むが料金所なんかないじゃん!出口降りろとかそういうアナウンスしてくれなきゃ困るとカーナビに激昂するも、応答なし。

次の出口で確実に降りれるようにより集中力を高めて運転する。と同時に助手席/後部座席のメンバーにナビを頼り切っていた自分に反省。その節はすみませんでした。

で、10kmもある長いトンネルを抜けた瞬間に出口があったらしくまたもや行き過ぎてしまう。しかも、ナビのアナウンスが今度はいっさいなしという怠慢なカーナビだった。頭に血が昇ったが、前日にたまたま焼き魚定食を食べてカルシウムを沢山摂取したおかげで、大丈夫だった。

こういう時は、元来た道を引き返すというのが鉄則だけど、カーナビが親切にルート検索してくれたので、従う事にする。

しかし一度外れたタガは外れっぱなしで、元に戻る事はなくなんと富山県まで行ってしまった。予期せず白川郷も拝んでしまいました。全然嬉しくなかった。

カーナビのルート通りに進むと、どうやら沢山山越えをさせたいルートらしく、二、三それなりにメンドクサイ山越えをしました。例えるなら、箱根湯本から御殿場までを、二、三って感じです。

ロケハンの時間がどんどん削られて、焦りを感じるが、安全は全てに優先するので、スピードを出さないで、なるようになると気持ちを切り替える。

そんなこんなで、山道を突っ走り濁河温泉まで14kmの看板がこれまたシレっと出て来た。チミケップ湖といい秘境はシレっとが定番なのかな。活性ガチ上がる!
しばらく車を進めると、コマドリが至る所でバンバン鳴きだしていた。
ここからロケハン開始。

気になった所で、車を止めエンジン切って確認を繰り返しながら、濁河温泉頂上まで目指す。

頂上に到着。丁度駐車場があったので、そこへ駐車。
早速、上着を着込んで簡易レコーダー、ガーミン GPSMAP 60CSx、ヘッドライト、キャンディー、飲料水等を持って、ロケハンへ。時間にして18時前後だったと思う。
朝8時に岐阜駅を出発して、最短で4時間の行程が....10時間もかかってしまった。

カーナビの情報が新しい車をかりるのと、ちゃんと経路や地理を頭に入れておかないとと思いました。カーナビに頼るのは危険過ぎた。

<a href="http://surround2011.bandcamp.com/track/enter-to-the-bird-land">Enter to the Bird land by Surround2011</a>
で、ロケハン。
さすがに、勾配は急で半端なかったし、弾丸ツアーの影響や長時間の移動で皆疲弊していた。ロケハンをする時間帯も考えないと行けないと思いました。それこそ、朝一ロケハンとか。

ただ、地形を調査出来たのは良かったし、エリア毎に鳴いている鳥の種類が違ってたので、おおいにロケハンの意義はあったけど深入りしすぎて、疲労困憊になってベースキャンプまで戻って来たのは、失敗だったかも。ただ、判断が難しくてどうしても心理的にあともう少しだけロケハンしたら戻ろうって心理になるので、タイムリミットを決めて戻ってくるのが、結果的には良かったかもしれない。とメンバー同士で話をした。

やっぱり、フィジカルコンディションが良くないと、いい収録は出来ないから。たらふく食って、たらふく飲んで、たらふく寝ないとダメでしょ。
もう勢いだけで乗り切るPhaseはとっくに過ぎているんで。

というわけで、ロケハンから戻るも皆疲労困憊でテント設営/ご飯作りにもなかなか精が出ない。しかーし、各自用意していたご飯を食べると、一気に蘇った。行列が出来るカレー屋のルー、ご飯200g、シーフードカップ麺、JALのコンソメスープ、チャイティー、コーヒーとかなり豪華に頂いた。

この時点で23:15分。起床は26:50分なので、6時間の睡眠は取れず...
近くの湧き水の出てる所まで行き(冷たくて気持ちいい!!)、たらふくがぶ飲みして、顔洗ったりとかして結局24時就寝。


<a href="http://surround2011.bandcamp.com/track/arctic-warbler">Arctic Warbler by Surround2011</a>
Day 2 26:50にアラーム鳴るも、身体が重すぎて起き上がれなかった。
27時になんとか起床。

予めすぐに収録に臨めるようにパッキングし直しておいたので、速攻でポイントへ向かう。
40分程歩いてポイントへ到着。
鳥の活性の低さを感じるなんとなく嫌な感じ。
というのも、ロケハンで鳥が鳴いていたのは、沢沿いで、
でも、沢の音は入れたくないから尾根沿いに沢の音が切れるとこまで登ってくと、鳥があんまり鳴かなそうな場所だったんで。ここで、ガンガンさえずってたら360度完全なサラウンド音場で収録出来るんだけどなーと思いつつ、レコーダーを丁寧にセットして行く。

マイクの角度調整にいつもより慎重に時間をかける。
が、疲労困憊の中だったせいか、集中力が持続しなかった。ここは次回までにしっかり修正しておくべき事。
レコーダーを回し始める。Zoom H4n + Fostexのステレオマイク。

昨日ロケハンしておいた、次のポイントへ急ぐ。
Zoom H2を回す。

一時間回して、ベースキャンプに戻る。
いい収録が出来た手応えは今までで一番なかった。来た実感がない。。

タイトなスケジュールは決していい結果は生み出さない事が良くわかった。
サラウンドフィールドレコーディングをしてきた中で、一番悔しい思いをしたので、また濁河に来てリベンジを果たしたいと思う。


<a href="http://surround2011.bandcamp.com/track/japanese-robin">Japanese Robin by Surround2011</a>
帰りは、前日の事もあって早めに現地を出る。途中コマドリが鳴いてたので、メンバーがパラボラで狙ったりしつつ。自分は車で爆睡。
帰りの山道でバケツをヒックリ返したようなゲリラ豪雨と鉢合わせてしまったのと、思ったより現地を出発する時間が遅かったため、是が非でも帰りの夜行バスに無事に間に合わせなくてはと、運転の集中力が高まってた。

バス出発の1.5時間前に名古屋駅到着。(帰りは名古屋駅からのバスでした。)帰って来てから知ったのですが、岐阜駅から名古屋駅は電車で20分ぐらいの距離でとても近場だったという事。どうりで、高速の岐阜を超えてすぐに名古屋に着いた訳だ。
次来る時は、名古屋の夜行バス往復券を押さえよう。四列ゆったりシートで。

名古屋でレンタカーを返し、そのまま予め調べておいた銭湯へ向かうが、時間があまりなかったため急ぎで汗を流す程度で出て来たが、さっぱりして気持ちよかった。400円だったし。替えのパンツを忘れたのが、痛かった。持って行った虎壱のフェイスタオルは非常に優れものでした。

帰りのバスで、メンバーとフィードバックミーティーング後、寝る。
途中浜名湖ICで夜ご飯を買ってバスで食べる。
うなぎは高かったから断念、無念。

目的地の新宿まで、無事に着いて、現地解散。
帰りの山手線内で自分とメンバーのとなりでガチの痴話喧嘩を拝む。東京に帰ってきたんだとしみじみ感じる。

Memo:
スケジュールにゆとりを持たせる事が大切。
ロケハンを野鳥が囀る時間に行うのが最重要。
遠征の場合、運転手が二人以上いれば、色んな面でかなり余裕が出来ると思った。
機材は全部持って行く。
サラウンドフィールドレコーディングは機材が全て。
機材がないと何も起こらない。カートとかも駆使した方がいいのかな?
どうやって重い機材と付き合いつつ、体力を消耗させないか。
ロケハンは体力/睡眠時間と相談して、時間区切りでケリをつける。
睡眠時間重要
夜行バスはゆったり4列を予約する。
ガスカートリッジの現地調達東京で店舗検索/在庫確認になかなか時間かかる。
荷物のシェイプアップは常に考える。
慣れない事をすると、自分が試されるから。
弾丸ロケとはいえ、オフラインで備える事は全てやったが、、、結果として甘かった。
濁河はコマドリの宝庫みたいな所でした。
岐阜駅と名古屋駅は近いので、次は名古屋ー東京往復の夜行バスで。

濁河温泉で収録した音 > 試聴とダウンロード
濁河温泉の写真と地図
濁河温泉報告 Part.1 基本への原点回帰
濁河温泉まとめ Part.2

サラウンド フィールド レコーディングガイド
11 Field Recording Tips サウンドデザイナーによるフィールドレコーディングのヒント

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